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10代から陸上競技を続けていたこともあり、試合で色々な県へ遠征する機会があった。
毎年のように訪れた場所で、震災が起きている。たまたまなのかもしれないが、神戸、東日本大震災の一週間前には仙台にいた。そして今年の石川県輪島・・・。
神戸には震災の翌年に遠征した。ビルは倒壊したままの場所もまだまだたくさんあり、仮設住宅もグラウンドに建っていた。「こんな状況の中で試合などをしていいのだろうか・・・」と悩みながらの遠征だった。
東日本大震災の後には、「自分が一週間前にいた場所がこんなことに・・・」と、ひどくショックを受けた。友達や後輩なども多く住んでいたが連絡が取れず、心配の日々を過ごした。
その年の夏、南三陸にボランティアに行ったが、その時にもまだ流されて陸に上がった船がそのまま。車はあちこちで横たわっており、防災対策庁舎も被災したままになっていた。今でもその光景は、忘れることができない。
輪島は、一番訪れている場所で、数年前にも行ったばかりだった。今年元日の震災ニュース以降、輪島の映像がテレビで流れているのを見る度に、辛くて涙が流れた。私が知っていた場所は、震災前とは全く違う景色になってしまっている。
自分が知っている場所、見慣れた土地が変わってしまうことは、今も私にとってショックであり続けている。
震災後に目にした風景、その時感じたこと、その気持ちはずっと忘れずにいたい。
同時に、今自分が生きている環境、自分の周りにいる人々に、感謝することを忘れずに日々過ごしていこうと強く思う。
人として、看護師として、この気持ちは絶対に忘れない・・・。
地域包括ケア病棟
看護主任 森田好美
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