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2025.06.26
第６６回 一人ではできない、みんなで作る回復の道
回復期リハビリテーション病棟では、患者様の回復に向けて、専門職のチームワークが欠かせません。それぞれが異なる役割を持ちながら、患者様の回復に向けて協力し合っています。
理学療法士は運動機能の回復を支援し、作業療法士は日常生活の動作をサポートします。そして、言語聴覚士は、患者様のコミュニケーション能力や飲み込み機能を回復させるために専門的な支援を行います。
特に、話すことや食べることが難しい患者様に対して、言語聴覚士は一人一人に合った訓練やサポートを提供し、より良い生活をサポートします。
看護師は患者様の体調を見守り、必要なケアを提供し、医師は治療計画を立てて症状に応じた最適な方法を提案します。栄養士は栄養面で患者様をサポートし、社会福祉士は退院後の生活設計を手伝います。
このように、患者様の回復に向けて多職種が一丸となり、それぞれが持つ専門知識を活かして支援することで、より確実で効果的な回復が期待できるのです。
「できること」が一つずつ増えていくその喜びを、私たちと一緒に感じていきましょう。チーム全員で、患者様皆様のこれからの一歩を応援しています。
3階病棟 看護主任 小林恵美