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急性期病棟に勤務している時、患者さまが自宅退院を望んでいながらご家族の意向で叶わなかったことがある。
その患者さまは、失語は残っていたがADLは自立している方だった。 食事が終わるとトレーを運んでくれたり、 私たちが忙しそうにしていると、手伝おうとしてくれるような優しい方だった。
独居であったため、心配したご家族が退院後の施設入居を決めた。 方向性が決まった時、その患者さまから「俺のことを一番わかってくれるのはあんたたちだけだ・・・」と言われたことがあった。
その後も幾度か退院後の方向性についてご家族とお話ししたが、結局理解してもらうことは出来なかった。
患者さまの思いを一番近くで感じていた私は、この方の代弁者でありたかったが、それは叶わなかった。自分の非力さを痛感し、不甲斐ない気持ちでいっぱいだったことを覚えている。
この経験をきっかけに、私は回復期リハビリテーション病棟へ転職した。看護師として、患者さまの味方になれる存在でありたいと思い、高次脳機能障害看護を学び、回復期リハビリテーション認定看護師資格を取得した。 今では高次脳機能障害看護を極めるため「認知関連行動アセスメント(CBA)」を導入し、最高の高次脳機能障害看護が提供出来る様、スタッフと共に日々学ぶ毎日だ。
これからも回復期・リハビリテーション病棟の患者さまの為に、質の高い高次脳機能障害看護をめざして学びを深め、経験を積み、スタッフを導けるような認定看護師、そして病棟主任になれる様に成長して行きたい。
回復期・リハビリテーション病棟 看護主任 小林 恵美
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