東京天使病院看護部 天使のつぶやき
2024.08.19
第30回 考えるチカラ

8月に入りましたね。

日本列島は連日の猛暑の中、各地で気温40度越えのニュースや天気予報が報じられています。

 

我々、看護師の多くは、室内のエアコンの中で仕事をしていますが、訪問看護ステーションの皆さんは、車や自転車で、ご自宅に訪問。「きっと毎日暑くて大変だろうな・・・」と同業者として心から敬意を表したい気持ちです。

外勤の方も同様に脱水や熱中症に気を付けてくださいね。

 

さて・・・パリオリンピックが終わりました。

こちらも連日熱戦が繰り広げられていました。

4年に1度、このオリンピックの為に選手たちは、日々トレーニングを積んで記録を塗り替え、さらにトレーニング方法を改善し、時にはケガに悩まされ、苦難を乗り越えて、金メダルを目指します。このプロセスを想像しただけでも涙が出ます。

私も元々アスリートでした。国体6位の成績も出したことがあります。

今は10代の子が世界一になる時代になり、本当にスポーツって素晴らしいなと思います。

そんな中思うのは、どのようなスポーツでも仕事でも、プロセス(過程)において、「考えること」はとっても大事だということ。

思考から行動に繋げていくことは、看護の中でも非常に大事なことです。

思考派と行動派に分かれている人も居ますし、どちらか一方の比重が重い人もいますが、私はどちらも重要だと思っています。

特に思考力に関しては、その思考を柔軟にしていくことで解決に向かうとも多いと思います。

 

後輩やスタッフに、「よく考えて行動しなさい」と話します。

看護師という職業は、言い換えれば、自発的、積極的、主体的、能動的が大切です。

自分自身にも、時々言うことがあります。

極端な例えになりますが、天気が晴れていても、雨が降っていても、信号が3色なのも、ポストが赤いのも、全て自分事として捉える。そうすることで、責任が問われた時に、素直に応えることができます。

 

師長として日勤をやっていると、様々なことが同時に起こる事があります。

患者さんからの言葉。

患者さんに書類を渡し忘れ。

患者さんの忘れ物。

スタッフが提出物を期限まで出し忘れた。

軽微なミスをした。

体調不良で休んだ。

これら全て私の責任です。

 

人に何か伝えることは簡単なようで難しいからこそ、時にはより具体的に「そこまで伝えなくても分かる」と言われるくらいになるのが理想的です。

 

「考える、行動する、伝える」が最近の私のスタッフへのテーマです。

 

 

一般急性期病棟

看護師長 齊藤真太

 

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