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看護学校や外部研修で、5感をつかって看護をしましょう。とよく言われます。
一般的に5感とは、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の5つで構成されています。
私たち看護は、視診、聴診、触診は看護技術として確立されており、そこに嗅覚を通して総合的なアセスメントを行っています。
偏屈な私は「味覚」は看護のどこでどのように活用しているのだろうと常々思っていました。
当院では、栄養科の皆様が毎日厨房で調理しそれを朝、昼、夜と患者様に提供しています。
病院食って種類は少ないし薄味だし、と、期待なんかしていないだろうと思います。
が、当院の食事はとても好評で、入院患者様からも「シェフを呼んでくれ」ならぬ「栄養科の方に伝えて」と幾度となく好評のお言葉を頂戴しました。
入院生活というストレスフルの環境において、毎日の食事が多くの患者様にとって、癒しの時間になっています。
職員の昼食には患者様のお食事と同じ内容で、栄養科で作りたての温かい料理が提供されていました。
看護師もそれを食べ、患者様と食事の内容や味についてという共通の話題を通し、食事形態の検討や食思が上がる工夫をする事が出来ていました。
これが味覚を使った看護なのかなと思います。まさに、当院では5感をつかった看護ができる環境なのです。
現在は残念ながらスタッフ不足のあおりを受け、外注食へと変更になり、職員は患者様と違うごはんを食べています。
私たち看護の全力を発揮する為にも、あの美味しい味が戻ってきてくれることをひそかに願っている今日この頃です。
4階病棟主任 黒羽 啓資
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