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ほとんどの人は心に汚物の壺を持っていると思う。愚痴や他人の悪口自己否定・・・そんなものをとりあえず詰め込んでおく壺だ。普段は汚物まみれにならないよう自分で少しずつ処理をして壺がいっぱいにならないようようコントロールしている。問題は自分自身で処理しきれないほど壺がいっぱいになり、汚物があふれ出してしまうことだ。汚物で自分が汚れるのみでなく、周囲の人たちをも汚物まみれにしてしまう。汚物を振りまかれた人もついにはどんどん汚れてしまい、やはり自分自身で処理できなくなって行く・・・。汚物にまみれると、なぜかどんな人も人相が悪くなり、顔や目つきに不穏なものが現れる・・・。隠すことはできない。
汚物=ネガテイブストロークだと思う。時に愚痴、悪口、陰口を言いたくなるのは人の常だ。それを止めることはできない。しかし悪意を持って発し続けた言葉は自分を汚すだけでなく、他人も戻れないほど汚してしまうことを自覚しなくてはならない。
一度ネガテイブストロークのスパイラルにはまると抜け出すのはなかなか難しい。多くの人は自分を変えることができず、居場所を変えることを選ぶ。そんな人をたくさん見てきた。しかし場所を変えてもまた同じことが起きる。人生において乗り越えられなかった壁は、必ずまた目の前に現れるのだ。変えるべきは環境ではなく自分自身なのだろう。
私はネガテイブストロークのスパイラルに巻き込まれていないか・・・時々そんな風に自分を振り返る。
自分自身の弱さや未熟さと向き合うことを恐れない自分でいたい。自分を変えられるのは自分しかいない・・・。
汚物処理に一役買うもの・・・それは笑顔だ。汚物をぶちまけそうになるほどつらい時にこそ笑顔でいるよう努めること。それが抜け出せないスパイラルから自分自身を救ってくれるように思う。
看護部長 本間久美子
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