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この時期はどの病院でも多かれ少なかれ退職者が出るため、看護部長は人員確保で大忙しになる。
連日採用面接が続く。天使病院の良さを精一杯アピールする・・・。
現場はもっと大変だ。日頃の忙しさが倍になる。どの部署を回ってもナースも看護補助もあわただしく動き回っている。まさに八面六臂の活躍だ。たくさんのナースコールや電話が鳴っている。しかしこの病院のスタッフたちは辛抱強い。どんなに忙しくも嫌な顔をしたり愚痴をこぼすことはほとんどなく、笑顔で患者さまに向き合っている。そんなスタッフを見ていると思わず涙が出そうになる。「ありがとう」その言葉しか浮かばない。
保助看法で定められている看護師の業務は2つ。「診療の補助」と「療養上の世話」だ。看護職を評価する時に、優秀だといわれる多くの人は「診療の補助」に長けている。おのずと医師からの評価は絶大になる。しかし私の評価は少し違う。病院である以上、患者さまの生命と安全は絶対だ。だから「診療の補助」は当然の業務と言える。
でも同じだけ私が望んでいるのは、患者さまのご家族が面会にいらした際に「この病院では自分の家族が大事にしてもらっている」そう感じてほしいのだ。そのためには「療養上の世話」が重要だ。目ヤニや食べ残しがお顔についておらずきれいなこと、体から嫌な臭いがしないこと、寝巻やシーツが汚れていないこと、お部屋がきれいなこと・・・いろいろとある。「診療の補助」ほど目立った活躍はなくても、私はそんな「療養上の世話」を忙しくても毎日こつこつと行ってくれるスタッフが好きだ。
病棟の機能によって結果が見えやすい部署もあれば見えにくい部署もある。見えにくい部署であっても涙ぐましい努力をしながら素晴らしい仕事をしているスタッフを忘れたくない。
頑張っていること、努力していることを、目に見える結果に結びつけるのが管理者の役割だ。患者さまとご家族、そして私の大切なスタッフたちの笑顔を守れる看護部長でいたい。
看護部長 本間久美子
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